Nobby’s farm

中年ど真ん中のサラリーマンが百姓を目指す日記

ルーツ その①

こんにちは。

四半世紀以上サラリーマンを続けてきておじさんになった僕がなぜ農家を目指そうと思うようになったのか。

初心を忘れないよう今のうちに書き留めておこうと思います。

 

大阪万国博覧会が開かれた1970年生まれの今年50歳。

23区では無い東京は町田生まれの横浜では無い神奈川県の相模原市育ち。

1970-80年代、子供だった僕が住んでいた家の周りは「桑」や「栗」「ぶどう」そして「キャベツ」「ネギ」などの畑といわゆる空き地ばかりで、自然いっぱいの田舎という訳ではないものの、適当に田舎だったように記憶しています。

今ではそんな畑は一切無くなり今度は適当に都会化しましたが(笑)

 

両親はと言うと父は都内の会社を定年まで勤め上げたサラリーマン。ちなみに父方の伯父たちも全員がサラリーマンという生粋のサラリーマン家系。

一方母はというと昔から山梨で「桃」や「ぶどう」作る果樹農家の出。母が言うには昔は養蚕業も営んでいたように聞いています。

この養蚕業は僕が生まれる少し前に辞めてしまったようですが、母屋の裏手に蚕小屋と呼んでいた当時祖母の後を継いだ叔父が趣味としていたラジコン飛行機の作成小屋があったのを憶えています。

盆と正月は必ず帰省していたので、子供の僕らもお盆の時期には桃やぶどうの収穫の手伝いに駆り出されたものです。

 

サラリーマンの家庭に生まれた僕が農業という職業が身近に感じられたのはこれらの環境で育ってきたからなのかもしれません。

しかし昔から、いや後期高齢者になった今でも母は言います。

 

「田舎は嫌だ。農家なんて考えただけでも嫌だ。」

 

では、その後なぜ今農家を目指そうという考えが芽生えるようになったのか…

 

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